信頼できる同僚を口説き落とす
職場環境を変える為に動くには、その人の会社の中での立ち位置や影響力が重要になります。
仮に、上司のパワハラの攻撃を集中して受けているなど、立場が弱い人の場合、環境を変える為に正しい事をやろうとしても、周りに賛同してもらえない可能性が高いです。
例え理不尽な事が多い職場でも、標的とされる人がいる場合、周囲の同僚はそれで自分の立場が守られていると安心してしまったり、立場が弱い人と組んでも、とばっちりを受けるだけだと消極的になってしまいます。
こういったケースでは、自分で何か行動を起こすのではなく、信頼できる同僚を口説き落とす事が重要です。
自分から見て信頼できるだけではなく、職場全体からある程度信頼されている影響力が大きい人を仲間にできるとより効果的になります。
信頼できる同僚を口説き落とすには
まずは、社内の同僚とも全般的により仲良くなる努力をしましょう。
いきなりターゲットとしている人に近づくのではなく、同僚全体に社交的に接する努力をしておくとよいでしょう。
必要に応じて他に立場が弱い人と協力をして、それぞれの仲の良い同僚や先輩などへのコネクションを広げていく事も有効です。
職場環境改善の為の仲間作りは、いきなり成果や賛同を求めるのではなく、地道にいろいろなパイプを作っていく事が大切です。
いきなり今の職場環境を一緒に変えようという話をするのではなく、お互いの愚痴や職場の問題点を話し合って、それなりの不満を掲げている事を確認してから本題に入るようにしましょう。
まずは簡単な事からはじめよう
人を巻き込んだ場合は、最初からリスクを伴うような大きな行動に出るのではなく、なるべく簡単な事から段階を踏みながらはじめていきましょう。
例えば「挨拶から職場を変える」のページで紹介しているような、挨拶が無い雰囲気の悪い職場を変える場合は、立場が弱い人だけで始めても周囲の同僚の反応は薄いですが、周りから信頼されている影響力が大きい人も一緒に朝の挨拶をはじめてくれれば、効果は飛躍的に高まっていきます。