人事部長などに相談する

上司に相談

職場の雰囲気が悪い場合は、大半が現場を仕切っている直属の上司に問題があります。
この場合、配属先の中でどれだけ環境を変えようと努力をしても、直属の上司が障害となっていては、何も変わりません。

 

こうした場合は、直属の上司を飛び越えて、人事部長を始め、現場にいない直属の上司よりも更に上の上司に相談する事が有効です。

 

上司に言ってもダメだった場合は、労働基準監督署に行くことも視野に入れましょう。

 

 

直属の上司を飛び越えて相談をする時の注意点

直属の上司だと話を聞いてくれないからといって、
安易に更にその上の上司や人事に相談をする事は危険です。

 

必ずいくつかのポイントを確認しておくようにしましょう。

 

 

同僚もみんな直属の上司に不満を持っているかを確認する

現場を知らない人事部長などは、現場従業員のスタッフから相談があった時は、1人の従業員の話を鵜呑みにするのではなく、実態調査をする場合もあります

 

この場合、同じ職場にいる同僚が問題視している直属の上司に対して、口を揃えて不満を口にしないと意味がありませんし、相談者の評価を落とす要因にもなります

 

 

直属の上司と、相談先の上司の関係や評価を確認しておく

パワハラなどの問題を抱える上司でも、上層部から高く評価されて部下を抱える役職に就いています。
こうした嫌われる上司は部下に対しては問題点が多くても、更に目上の人に対してはゴマをするのがうまい人が多いです。

 

相談先の上司が直属の上司の事を気に入ったり、可愛がったりしている場合は相談しても意味がありませんし、すぐに相談した話が直属の上司の耳に入ってしまいます。

 

 

改善点や代替え案をしっかり用意しておく

人事部長やその他の上司に職場環境を相談する時は不満だけを報告しても効果は薄いです。

 

今の環境に問題があるのであれば、その問題点と、「こうした方が会社の業績やコスト面ももっと良くなる。」といった代替え案を用意しておく事が大切です。

 

人事部長や、直属の上司の更に上司になると、敷居が高く、愚痴だけを聞いてくれる身分ではありません。

 

自分目線で働きやすい職場を作りたいという要望だけではなく、会社全体としてこの問題点を改善してくれれば、こういった仕事のやり方ができて、会社全体が良い方向に進めるなどといったプレゼンをするような気持ちで望む事も必要です。